信州大学
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松本平ゼロカーボン・コンソーシアム 総会&第9回定例フォーラムを開催

2024/07/04

松本平ゼロカーボン・コンソーシアムの総会と第8回定例フォーラムが、5月16日にキッセイ文化ホール国際会議室にて開催され、オンラインも含めると100名を超える参加がありました。

キッセイ文化ホールからの眺め

基調講演には、グリーン社会協創機構環境マインド推進センター地域CN推進部門部門長が当コンソーシアム(MZCC)運営委員長として自ら、昨今の地域脱炭素事情を鑑みた上でのMZCCの今後の展開について講演しました。

総会の様子

その後は各自治体の皆さんから近況報告があり、朝日村、安曇野市、生坂村、塩尻市、松本市、山形村の方々からそれぞれ報告がありました。松本市は2030年度までに2013年度比57%削減、塩尻市は2030年度までに51%削減、安曇野市は新しい環境基本計画の中で目標値を設定、朝日村は2050年までにゼロカーボンを目指す「朝日村2050ゼロカーボンビジョン」を策定、生坂村は環境省の「脱炭素先行地域」に選ばれ、マイクログリッドの構築などのお話がありました。

さらに情報共有ということで、株式会社フロンティア・スピリット、株式会社藤森組、パナソニック株式会社エレクトリックワーク社から展開されている事業、お持ちの課題に対する取り組みについて共有されました。MZCCとしては、こういった情報共有から会員の方々が繋がって、新たな取組のスタートを期待したいと考えています。

(敬称略)

松本平ゼロカーボン・コンソーシアム

松本平ゼロカーボン・コンソーシアム(https://mzcc.jp/)は、松本市長と信州大学長が発起人となり、脱炭素社会づくりに向け松本地域の産学官の力を結集させ、地域性と事業性とが両立したエネルギー自立地域の形成が促進される事業の展開を支援するために2022年に設立されました。現在は120を超える団体が会員として所属しています。

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