TOPICSお知らせ

2025.03.03

  • お知らせ

気象・交通関係のリンク集(3/3 7:10更新)

気象・交通関係のリンク集(3/3 7:10更新)

防災減災に役立つリンク集になります。
気象状況により、早めの鉄道の運休や道路の通行止がおこなわれます。最新の情報確認をお願いします。

気象警報・注意報(大雪・暴風雪などによる災害のおそれを警告・注意する)

◇全般気象情報(1~3日前に大雪・暴風雪などの見込みについて注意をよびかける情報)

◇地方気象情報(プルダウンメニューから都道府県を選択できます)
北海道東北関東甲信北陸東海近畿中国(山口は除く)四国九州北部(山口を含む)九州南部・奄美沖縄
長野県はこちら

◇【長野県防災情報ポータル】
県内の気象情報や避難情報等について、最新の情報を表示しています
こちら

◇JRの運行状況
こちら

◇日本道路交通情報(一般道、高層道路)
こちら

◇アルピコ交通運行状況
こちら

◇長電バス運行状況
こちら

命を守る除雪中の事故防止10箇条

1.作業は家族、隣近所にも声をかけて2人以上で行う!
2.建物の周りに雪を残して雪下ろし!
 ・転落死亡事故の51%で地面に身体を強打しています。
3.晴れの日ほど要注意、屋根の雪がゆるんでいる!
 ・暖かい日の午後の作業は、特に注意が必要です。
4.はしごの固定を忘れずに!
 ・はしごの足元をしっかり固め、上部はロープ等で固定。長さは、軒先より60cm以上高くしましょう。
 ・はしごの昇り降りに加え、はしごから屋根への移動時は特に注意が必要です。
5.エンジンを切ってから、除雪機の雪詰まりの取り除き
 ・除雪作業中の死亡事故の5%は、除雪機に巻き込まれたことが原因です。
6.低い屋根でも油断は禁物!
 ・転落死亡事故の60%は、1階の屋根からの転落が原因です。
7.作業開始直後と疲れた頃は特に慎重に作業!
 ・屋根に上がる前に準備運動をしておきましょう。
 ・雪下ろしは重労働です。事前に体調を整えておくとともに、雪下ろし中は、十分に休息をとりながら、何回かに分けて作業を行いましょう。
8.面倒でも命綱とヘルメットを!
 ・ヘルメットは、あご紐を締めて正しく着用しましょう。
 ・命綱は、ザイルや麻ロープ等、すべりにくく、ゆるみにくいものを使用し、正しく結びましょう。
9.命綱、除雪機など用具はこまめに手入れ・点検を!
10.作業のときには携帯電話を持っていく!

★「ちょっと小話」
長野県では、豪雪地帯を中心に深刻な雪害が発生してきました。特に有名な雪害として、「三六豪雪」が挙げられます。

1961年(昭和36年)に発生した三六豪雪では、長野県北部で甚大な被害が発生しました。2月16日午後8時頃、上部の雪庇崩落をきっかけに大量の新雪が一気に滑り落ち、雪崩が発生しました。当時は通信手段が限られており、救助活動は困難を極めました。懸命の救助作業にもかかわらず、11人の尊い命が失われました。

この雪害を後世に伝えるため、昭和51年には「雪崩殉難供養塔」が建立されました。三六豪雪は、長野県の雪害の歴史を今に伝える重要な災害文化となっています。

長野県北部は特に雪が多く、豪雪地帯や特別豪雪地帯に指定されている地域があります。これらの地域では、現在でも雪下ろしが必要なほどの積雪があることがあり、雪害のリスクが高い状況が続いています。

近年でも、大雪による被害は発生しており、2024年3月には長野県北部に大雪警報が発表され、なだれや車の立ち往生などへの注意が呼びかけられました。春先でも表層なだれのリスクがあり、継続的な警戒が必要とされています。