松本平ゼロカーボン・コンソーシアム　第8回定例フォーラムを開催

松本平ゼロカーボン・コンソーシアムの第8回定例フォーラムが、11月13日に信州大学にて開催され、60社80人を超える参加がありました。

基調講演には、EVsmartブログ編集長の寄本好則氏をお招きし、「EVインフラの現状と課題～地域における充電インフラ拡充への提言～」をテーマにご講演いただきました。現在の日本の電気自動車の状況とその普及について、使用者の目線も踏まえ、基礎的な内容からご教授いただきました。

特に普及が進まない理由については、電気自動車本体と、充電環境の2つの視点から、日本と海外の現状をお話しいただきました。

続いて会員からの報告では、コンソーシアム会員の株式会社INPEX・株式会社ヤマサ・アルピコ交通、東洋計器株式会社、株式会社IHIから現在のゼロカーボンに向けた取組等の情報を共有いただき、意見交換が行われました。

また、本学学生が9月に千葉商科大学にて開催された「自然エネルギー大学リーグ 特別フォーラム」に参加し、現地で学んだことを報告し、大学及びコンソーシアムへ取組の提案を行いました。

松本平ゼロカーボン・コンソーシアム

松本平ゼロカーボン・コンソーシアム(https://mzcc.jp/)は、松本市長と信州大学長が発起人となり、脱炭素社会づくりに向け松本地域の産学官の力を結集させ、地域性と事業性とが両立したエネルギー自立地域の形成が促進される事業の展開を支援するために2022年に設立されました。現在は120を超える団体が会員として所属しています。